kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

S&P500に投資すれば良いだけ

こんにちは。

 

今年に入ってナマケモノのボクは、何人かのクルマ系Youtuberの配信を楽しむようになりました。毎日更新している人が圧倒的に支持されているのは、連ドラと同じ心理なのでしょう。なんというか、コンスタントに楽しめるのが病みつきになるという感じです。反対に、たまにしか更新しない人は、内容が良くても、多分物足りなさが残ります。チャンネル登録数から見ても、あまり支持されないようです。

 

ブログも同じで、マネタイズできるような人は、ほとんどが毎日更新を実行しています。なんというか、メディアとして成り立っているんでしょう。ということで、このブログは更新がたまにしかないし、まったく気が向くままなので申し訳ありません m(_ _)m

 

さて今日の話題は、長期株式投資

 

よく知られているように、S&P500に長期投資すれば、過去30年は10%近くのリターンがあります。日本は(バブルの時期の評価は難しいのですが)1-2%程度。どう考えてもはるかに低い。

 

gentosha-go.com

 

余談だが、おそらく戦後の焼け野原からの復興期に投資する70年を比較すれば、日経平均も良かったというのは興味深いですね。しかしむしろ反対に、これから人口激減の日本株に投資するというのは、めちゃくちゃリスクが高い。

 

 

www.shoboonn.com

 

さて、こうした長期投資の常識は経済学者には広く知られているにも関わらず、ほとんどの日本人はそれを知らないようだし、アメリカ人でさえもそれほど知っていないようであるのは本当にフシギです。(確か古典的な論文でもPrescott & Mehraとかがこの分析をしていたはず。彼らの結論は、信じられないほどのリスク回避でしたが、これは単なる合理主義経済学者の勘違い。人々は、単純に過剰な損失回避の行動心理で行動しているだけ。)

 

 

ところで、ピケティによる最近のベストセラー「21世紀の資本」を読んでも、「賃金の成長率<資本のリターン」だというのが、現代の資産格差の原因だと書かれてあります。これが本当だとするなら(まあ、先進国では間違いない)、単に自分も資本家になる=S&P500に投資すれば良いはず。少なくとも、パチンコに使う金があるなら、投資もできたことは間違いありません。

 

もっとそういった情報を流してほしいなあ、メディアの皆さん。

 

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