kurakenyaのつれづれ日記

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戦場のピアニスト

こんにちは。

 

今日は名古屋に帰ってきたが、秋に少し出版の手伝いをした春秋社の『戦場のピアニスト』の献本をもらっていた。近く読んでみるつもりだ。

 

戦場のピアニスト』はナチス支配下ワルシャワでの、ピアニスト シュピルマンの話で、とんでもない環境でも、人間らしい人や活動があったということがよく分かる作品だ。僕も前に見ていたけど、今回もう一度見直しました。「シンドラーのリスト」と同じく、オススメ。

 


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原作は(ウラジスラフ、 いや 間違い! これはロシア人名だわ。じゃなくて、ウワディスワフとポーランド語は発音するらしい) ウワディスワフ・シュピルマンの『ある都市の死』というもので、これが原書となって、これを映画に合わせて「戦場のピアニスト」と改題している。なぜまったく音楽・芸術バタではない僕が?? という疑問は、翻訳者の佐藤泰一さんがかなり前に亡くなっているので、シュピルマンの息子アンジェイ・シュピルマンによる新しい序文を、僕が翻訳したという次第。

 

 

なんかこういう作品を見たり、読んだりすると、人間がいかに殺し合いをして生きてきたか、そして虐殺も非人道的行為も普通であるのかがわかる。ちょうど今のハマスイスラエルの虐殺合戦のように、、、

 

ここでいつもの科学者・動物学者としての目から 極めて冷徹に言うなら、そうした虐殺や非人間的行為というコインの裏面こそが、友情や連帯、団結という美徳というオモテの面を作り出したのだが、、、

 

これはホントに感情的にはイヤなことだし、実に直視したくないことだ。 了

 

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