kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

長い髪の乙女

今日は用事があって、1人で東京のホテルに泊まってるので、クソヒマなので続き。

 

女性の髪の長さの選好もフシギだ。ヒトの女性の多くは、性的に魅力的であるために、明らかに不合理なまでの長い髪を維持しようとする。これは世界的に一致した傾向で、例えばアメリカの黒人でさえも、extentionを見れば明らかなように、そうした傾向が見られるものだ。

 

進化心理学者であれば、「髪の長さは、それを形成する遺伝子の健全さを示すシグナルだ」、あるいは「髪を伸ばすだけの余裕がある家柄の出自だ」ということで、またしてもハンディキャップ説になる。平安貴族女性のやたらと長い髪を見れば、それがよく分かる。また女性が長い髪を好むだけでなく、男性もまたそうした女性を好んでいるようだから、これはかなり説得的だ。

 

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余談1:あるとき、小学生の娘が「髪の毛が長いのはキレイだけど、落ちた途端に超汚いものに感じるよね」と言っていたのが興味深い。おそらくこれは、「長い髪は女性の魅力である」という直感的な命題と、「落ちた髪は、細菌その他の温床になるから不潔で即座に取り除かなければならない」という命題の合体なのだろう。まったく納得できるが、「それなら、最初から髪を短くすればいいんじゃないの?」とも、テキトーに感じたりする。つまりは性選択と自然選択のトレードオフが、ここにもあるんだろう。

 

余談2:実際、歳を取ると髪を作る細胞が老化して、非均質な髪=つまり日本人女性の好むストレートで美しい髪ではなくて、むしろ乱れた髪になる。とすると、長くてきれいな髪というのは、自分の若さ(健康や将来の多産)のシグナリングなのだろう。

 

(さらなる余談。ボクは50を越えて、眉毛が長くなって同時にヘニョヘニョしてきたことを発見した。これは、定期の一定時間で毛が生え変わるというサイクルが壊れてきたことを意味している。道理で、若いイケメンが眉毛を手入れするわけだ。老人の眉毛がやたらと長いのは(老化を誇示する)シルバーバックだが、それは細胞の安定性の乱れから生じる必然性でもある。ちょうど、メラニンを作らなくなった毛根細胞=白髪と同じだ。)

 

余談3:高校生の息子と一緒に乃木坂を見るようになった。もちろん50越えのジジイには、若者の顔を覚えるのは至難の業だ! で、まずは髪の長さからスタートする(笑)。 自分がわかったのは、実は自分が逆張りの人間で(リバタリアンという逆張りだけじゃなくて)、ショートヘアを望ましいと感じることだ、だって覚えやすいもんな www

 

ケイオンでも、アイマスでも、乃木坂でもショートは5-10分の1くらいだろうから、逆張りも良いところだ。さてしかし、逆張りにはそれなりの良さもある。それは、競争が少ないこと。これは「セクシー息子」仮説と呼ばれる進化理論(説明省略)と真っ向から対立する。しかし、未来には予測できない多様な環境の変化が起こることもある。そうした事態に備える戦略としては、アリだったのだろう。

 

皆さんも、秋の夜長を利用して、いろいろと考えてみてください。

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