こんにちは。
十数年前、小泉首相の時代、竹中平蔵大臣が、「郵政民営化の意義を説明し」に知多半島にやってきた。当時の、ちょっとした付き合いで、それを聴きにいったことがある。
彼は「ネットワークの利点を活かせば、十分に郵便局網は維持できる」みたいなことを言っていたが、それは経済学者の視点からは??? だった。 まあ 政治活動というのは、「白いものが黒い」と言いくるめる必要があるのはよくわかった。
こうした詐欺活動の必然性も生まれたし、郵便局ネットワークはムダに大きいままに維持されているので、縮小するしかないのも自明だ。
もちろんネットの時代にハガキが60円で配れるはずないだろ! 民間の保険も銀行もあるのに、それは無理に決まってるから、ハガキは200円にするとか、あるいはかなりの部分を政府からの補助金にするしかないのは、2005年の時点でも自明だ。
なんで、そういう現実を説明できないのか? 地方へのバラマキと老人へのおもねり、そうした政治活動というものは、本当にどうしようもない。
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