kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

土偶はエロいfigureだったのか?


土偶っていうものは,奇妙なものだ.よく「子孫繁栄を願って」つくられたと書かいてあるが,奇妙な形がすぎて どうも納得出来なかった.


さて,たしかCochranだったかが,土偶というのはアートではなくて,むしろポータブルなポルノだったのに違いない と書いていたと思う.僕は「えっ! そんなことあるのか??」とおもっていたが,最近 いろいろと考えていて なんとなく納得できた.

3Dプリンターが流行っているのは,このところの話として みなが知っている.では3Dプリンターで何を作るのか? といえば,もっとも多いのは やはりエロいもの,あるいはfigureのようだ. 僕は正直に言って, figureに興味をもったことは一度もないが, 江戸時代の根付のように アートあるいはエロとアートの混合としてのアクセ としてはありなのだろうと思う.

江戸時代に 春画が流通して,幕府は取り締まったという.これなんか モロにエロが庶民に普及して,それを官憲が取り締まったという典型だ.

土偶も ポータブルなポルノであって,今の僕らには想像できないだけで,アートというよりは,単純なエロだと考えるほうが自然なのだと思う.土偶は あまりにも古くて,エロの要素がもはやはっきりしないために,教科書にアートとして載っているということなのだろう.


日本では,ペニス=男根が担がれている祭りがあるが,昔はもっとエロいこと,あるいは生殖の成功に 人びとが興味を持っていたのだろう.それが,今の日本のポルノ大国 = エロ大国という評価につながっているということなのだろう.





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