ナチスがベルリン・オリンピックで大躍進し、大いに国威を発揚したのはよく知られている。今回、中国の女子メドレーリレーでの世界新記録を見ても、なるほどそうかも、と思わせるものがある。最後の50メートルフリースタイルでのスピードが、男子のロクテよりも速いというのはありなのか??
ドーピング検査に引っかかるのは10人に1人だと言われているが、それでも、まあ、他にも多くの競技があるから、女子が男子を上回るということも、あるいは確率的にはあり得るのかもしれないが、、、
そういえば、大学に入った時に、人類学の講義をとった。84年当時、ロサンゼルスオリンピックが話題だったが、船曳助教授いわく、
「ドーピングも認めてもいいんじゃないんですかね? 人間が自分を改造して、どれだけの記録ができるのかを競えば面白いんじゃないですか?」
とノタモウていた記憶がある。
正直、僕もそう思っている。これだけ人間の活動全般に対する遺伝的な寄与度が明らかになっているのだから、むしろ遺伝子ドーピングも全面的に認めたほうが面白いに違いない、と思っている。
http://wired.jp/2012/08/10/hooray-doping/
グレーなものをムリヤリ判定するのはやめて、自由にすればかえって面白いし、むしろいいことのほうが多いだろう、という思想。もちろん、僕がこうした考えの持ち主だから、全面的な自由を肯定するリバタリアンなのだが、、、、
やはり、僕は所詮はキワモノ好きなのだろう ハハハ