kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

雑感

そういえば、この前 kindle DX を買ったんだけれど、使ってみると、オリジナルの kindle に比べてページめくりなどの機能が高速化されていて、はるかに読みやすく、使いやすくなっていた。おそらく、新しい kindle 3 はもっとよくなっているのだろう。


ついでに言うと、AndroidiPhone 携帯の場合、キンドルアプリでも読めるので、ゆっくり読むときは家で kindleハードを使い、外で時間をつぶす時には携帯アプリを使えるというのはいい。常に読んでいるところで同期されているから、使いやすいのだ。


あと、今日はシンケンジャー(ゴレンジャーシリーズの第34作目だったか)を愛する息子のために、朝から記念撮影の整理券をもらうべく、1時間も並んだ。正義と悪が分かりやすく提示されて、正義を暴力的に守るというのは、男の子の永遠のテーマだ。オトナになるまでのどこかでこの問題を理解して、知的に転換してもらいたいが、まあ どうなることだかわからない。ごくごく普通の人生をに生きるというのもありだろう。


さて、今日はBSハイで昨日録画しておいた、「サンデルのハーヴァード白熱講義」を2時間ほど見た。なるほど、サンデルは絵に書いたような典型的な知的紳士であり、美徳ある人生が好きそうなタイプだ。だが、僕には本当にわからない。美徳ある人生とはどういったものなのか、そして、それは本当に(種を超えて)普遍的な価値を持つものだろうなのか??


功利主義者の僕はどうしても、そういったものが信じられない。関連して、今 Matt Ridley の「Rational Optimist」を読んでいる。彼もまたリバタリアンだが、僕にはアリストテレスの議論よりも、自然科学をベースにおいた、彼の社会哲学の方が圧倒的に面白いし、説得力があると思う。そして、そういった方法で、リバタリアニズムを説得していきたい。