kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

農業大国 日本

こんにちは。

 

退職してからtwitterやり始めたら、浅川芳裕さんという人を見つけた。この人の農業経済論こそが、ボクが知っている中でもっとも自由主義経済学に即している。農業利権と農水省が、日本の農業にダメージを与えて、情けないものにしているかを解説してくれている。

 

当時はTPPも盛んに議論されてた。。。

 

TPPで日本は世界一の農業大国になる (アカシックi文庫)

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

 

 

この本を読み返したら、ちゃんと「有害無益な農水省は解体する」と提言している。「農水省の食料管理に従事している役人が余るので、彼らの数千人を農産物輸出のための検疫に回すべき」というわけだ。これこそ正しい農業政策なんだが、、、、

 

もちろん、彼がこんなにわかりやすい本を10年以上前から書いているのに、日本の農業政策にはなんの変化の兆しも見られない。相変わらず、食料自給率という考えをプロパガンダして、コメ・ムギ・肉などの利権を維持する。それは票にはなっても、実際には見るべき農業生産に貢献していない兼業農家を保護することに汲々としている。

 

なんかザンネンな気がしてきた。。。。皆さん、こうした良書を、ぜひとも時間をつくって読んでみてください。

 

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