こんにちは。
以前からのボクの友人の木村貴さんが、新しい本を出すことを知った。彼のブログを読んできたこともあって、内容の大体は読む前からわかっているのだが、これは本当に読むのが楽しみだ！！
木村さんの魅力は、論評を加える相手の書いたものに対する丁寧な読み込みと、それに対する適切な反論にある。例えば、以前にも書いたことだが、佐伯啓思さんの本なんかをボクが読んでも、何を言ってるのかわけがわからないので、つい投げ出してしまう。
（以前も書いたと思うが）1995年に帰国した時に、ある実務家出身の先生（一応同僚）から、「私は佐伯啓思さんは素晴らしい知性だと思う。あなたにもそうなってもらいたい」と言われて、なんか自分が間違ったところに来た感じがしてガックリきた。。。
さて、これは佐藤優、三橋貴明などもまったく同じだ。彼らの文章では、何を言っているのか、あるいは言っていないのかがまったく理解できない。。。そういう論理性の崩壊した評論家、文化人たちの文章をきちんと読み切るというのは、トンデモナイ努力と才能だ。本当におみそれしている。
そして、文章が読んでいて美しく、読みやすく、楽しい。これは単純に天性の文才ということなのだろう。
ということで、また近く読んでから感想を書くつもりです。
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