こんにちは。
さらにさらに続き。
先週だったか? にテキサス大学オースティン校の著名な物理学者 スティーブン・ワインバーグが死んだというニュースを聞いたので、もう一度、彼の科学史への評価を著した『科学の発見』を読んでいた。ワインバーグは物理学標準理論の提唱者。
この本は、読んでいて楽しいし、科学史家たちにたいするアンチテーゼとしての大きな価値がある。言うまでもなく、社会的構築主義に近づく科学哲学者なんかよりも、はるかにすばらしい。
ワインバーグは、現在の科学の視点から過去の科学者の活動を評価する。こうした行為自体が、戦後の文化相対主義のなかで否定されてきているのだが、それはただ単なるアタマの弱さでしかない。
科学は絶対だ。(少なくともstringなどのように、何の実証的な証拠もない理論を除けば)。どうして相対性理論に基づくGPSや、あるいは日本人を大量に殺した原爆、相対性理論を否定できるのか? そんなことを考える人間自体が(フランスのバカ哲学者たち)単なる頭の弱さなのだ。それになびく日本の文化人なんかはとんでもない ただのバカ!!
もちろん、ボクは酔っ払っているが、言っていることには知的な問題はない。35年前のボク自身が興味を持っていたこと、科学・社会・哲学に興味のある大学生には、100%でマトモに受け止めてもらいたい。
_