kurakenyaのつれづれ日記

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動物の開放とコオロギ

こんにちは。

 

いつからだったか、ピータ・シンガーの影響でウシ・ブタはあまり食べないようにしている。こうした功利主義的な哲学の流れを汲んで、YouTubeにには人道主義的なスタンスから、ホラー映像的な食肉工場の様子がたくさん上がっている。(年齢制限があるので、以下にリンクだけを貼ります。)

 

Factory. The industrial exploitation of pigs. - YouTube

 

しかし、別にそういう「動物の搾取」的なメッセージをまったく含まない、単なる食肉工場としての様子についても、多くのfilm makerが上げてきている。Sky creative HDやNoal Farmというサイトには、ウシやブタだけじゃなくて、アヒルとかウサギとかについても映像が(楽しげな音楽付きで)上がっているので、単なる興味として見てみてください。

 

 


www.youtube.com

 

で、本題に入ると、ついに去年からは日本でもコオロギの大ブームが来たようだ。(FAOの昆虫食レポートの発表から、すでに8年が経っている。)無印良品では、現在品切れ中で、アマゾンなんかでは高値で転売されているし、その他の多くの会社からも次々とセンベイみたいな商品が発売されてきた。

 

www.muji.com

 

コオロギはタンパク質が優れているだけじゃなくて、インフルエンザとか現在のCovidみたいな脊椎動物由来のウイルスも持たない。タンパク質としては、温暖化ガスの発生もウシ・ブタ・トリよりも遥かに少ないので、地球環境にも良い。食肉生産のために、25%以上の温暖化ガスが排出されているんだから、環境主義者はすべからくベジタリアンになってBeyond Meat , Impossible Foodsの製品に全面的に乗り換えるか、あるいはそれは現実的ではないと言うなら、せいぜい昆虫食主義者になるべき。

 

タイなんかが温かいし、東南アジア一帯にはもともと昆虫食があった。ところが、コンテナ式の飼育法をフィンランドなんかで開発しているというのが、実に進んでいる。今後に期待しましょう。

 

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