こんにちは。
ハイブリッドには
- トヨタ型 遊星ギアを使って、エンジンの出力を主に利用して、モーターはアシスト的に使う。
- ホンダ型 ギアなしで、中低速はモーターだけで走り、高速ではエンジンに直結してモーダ-でアシストする
- ニッサン型 エンジンは発電に使って、全部モーターで走る
という3種類に分けられる。読んでわかるように、トヨタ型が一番エンジンを使い、ニッサン型が一番エンジンを使わない。
どれが燃費状で有利になるのかは、オーナーの走り方にもよるが、その時代のギアの効率、インバーターやモーターなどの電気系の効率が総合的に効いてくる。
今 キックスというBセグSUVの燃費を見ると、21.6kmだが、トヨタのBセグSUVヤリスクロスは31.1kmだから、1.5倍もの大きな差が生まれている。(現行フィットのハイブリッドは27.4kmらしいから、とすると、そのSUV版のヴェゼル次期型は中間の25kmほどになるだろう。)
なんか直感的には、単に発電してモーターで動かしたほうが良さそうな気もするが、現実というのははるかに複雑で、モーターは高速走行に圧倒的に弱いのが効いているようだ。
(特に100キロ超えると、EVは電費がとんでもなく悪くなるので、注意してもらいたい。僕は高速道路の走行がほとんどなので、電欠で立ち往生したこともあって、EVが適していないのはよくわかった。)
ということで、今のところはエンジンをうまく使いながら、それをモーターでアシストするというのが燃費には良いらしい。
では未来はどうか??
全固体電池になって、発電効率や回収効率、モーターの効率がさらに上がれば、もしかしてシリアル・ハイブリッド=ニッサン方式が逆転するのかもしれない。でも、そんなことは近い将来には起きなさそうだ。
すぐにエンジンを積まないことの静かさと圧倒的なトルクを評価するEVが主流になりそう。
アリアとかをもっと早くに発表できていれば、またニッサンも違っていたのに、、、、
これはやはりゴーンCEOと、そのYesmanたちの経営判断が良くなかったのだろう。
_