kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

iPadで音楽鑑賞

こんにちは。

 

 

ボクのように50をすぎると、あらゆることに関して、「学習」するということが起こらなくなるのが自覚されてしまいます。で、ライフスタイルの変化がとても遅いのです。

 

 

息子は中学生なのですが、驚くのは、彼がiPhoneで音楽を聞くこと。な~に当たり前のこと言ってんだ? と思った人もいるでしょう。でも、違うんです。 彼はBeatsとかのヘッドフォン、イヤフォンで聞くんじゃなくて、普通のステレオシステムのように、机やベッドの上にiPhoneを置いて、適当に音量を上げて聞くんですよ。

 

 

それのどこが目からウロコ?? と思うかもしれません。 つまりボクの小さかった70~80年代の常識では、「ステレオコンポ、あるいは最低でもラジカセくらいの大きさのステレオがないと、音がシャリシャリしすぎて音楽を聞くに堪えない」、という感覚があったのです。

 

 

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ところが彼と音楽(EDM)を一緒に聞いてみると、なんと! 十分に聴くに値する音質なのですよ、これが。さすがアップル、さすがiPhone、アッパレ。

 

 

ボクの今までのアンドロイド端末では安物過ぎて、音が割れたり、ひどかったりで、聴くことができない代物であったことがよくわかりました。それで、今はわざわざGalaxyを買ってみて、それを自宅の部屋、さらには研究室の隅っこの机の上においてネットラジオを聴くようになりました。けっこう仕事にも都合がいいです。

 

 

やたらと低音ブーストのきいたBoseのスピーカーは、いらなくなってしまいました。

 

 

というわけで、なるほど子供から新しいことを学ぶことも多い!! 当たり前なのですが、これがけっこう難しい。子供の頃の常識にとらわれて、新しいスタイルに移行しないのは年寄りの常です。

 

 

ちなみに、ボクの祖母は「下のテレビよりも、上のテレビのほうが楽しい番組が映る」とか言っていたし、父もATMカード(クレジットカードじゃないよ)を使ったことがないままに冥土に旅立ちました。笑える。きっとエルンスト・マッハが言ったように、「新しいアイデアが人々に拡散するのではなく、古い考えの人間がいなくなることで拡がる」のでしょう。

 

 ではまた

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