kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

ごんぎつね R.I.P.

そういえば、僕の祖父は童謡詩人だったのだが、30年以上前に他界した。その葬式の時だったか、新美南吉からの手紙を発見して、「オオーッ」と思ったことを思い出した。


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1305/09/news112.html


僕もナミダしたごんぎつねの話しであるからには、ちょっと考えてみたい。


なるほど、確かにゴンはウナギを逃がすという悪いことをしたが、それが死に値するほどのものなのか?


一般論で面白く無いのが申し訳ないが、罪に対する罰は、適切な程度でなくてはならない。これは誰しもが持つ道徳的な直感だろう。ウナギの価値がとても重要な状況においてウナギを逃した、あるいは事実上うばったことが、死に値するか? 


というわけで、僕は「死に死を、歯には歯を」ということは納得できる。それでも、ゴンは相当に悪いことをしたが、やはり殺されるべきではない、さらに本人が自発的に贖罪をしている以上、さらに殺されるべきではないと考える(以上六百字)。





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