kurakenyaのつれづれ日記

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新聞は減っているが

日本人は年間110万人が死んで、100万人が生まれているから、一年に約1%の人口が変化していることになる。まあ、人生100年とアバウトに考えれば、そういう数字は自然かもしれない。


さて、僕は新聞は買っていないが、今の若者のマジョリティが今後新聞を読むようになるとも思えない。とするなら、「年間の新聞発行部数は110万÷2=55万部くらいは減っていることになるだろうか」と思って、ちょっと調べてみた。


http://www.garbagenews.net/archives/1883265.html


なんと、90万部も減っている! うちの両親は北日本新聞と赤旗(苦笑)をとっているように、けっこう年配の世代では2つの新聞を取るというのも普通だということなのだろう。例えば、全国紙と地方紙、新聞とスポーツ新聞などなど。


それでも今も新聞は5000万部も発行されている。各世帯に平均して1部が購入されているというのだから、不思議なことだ。チラシが入っているからという人もいるが、それなら、チラシだけ配る業者が現れるべきなのでは???


さてこれが2%ずつ減少しても、あと30年ぐらいは新聞の時代は続くように思われる。そのころに新聞を読む層は、日経や朝日のようにプレミアムを支払ってタブレットスマホで読んでいるだろうとは思うが、、、


とはいえ、毎日の記事がそんなに必要なのかどうかは、よくわからない。アメリカでは過去数年10%以上の新聞売上の低下を経験している。テレビはそんなではないから、結局は、新聞というジャンルがテレビと専門サイトから挟撃されているのだろう。


テレビはどのみち電波割り当ての既得権益を、この先数十年は維持するだろう。とすると、ニュースのような速報は主にテレビで得て、週刊誌的な分析、論評がウェブ新聞の中心になるのだろうか? だとしたら、それは翌日である必要はないから、文春や新潮のような週刊サイトか、あるいはやはりダイヤモンドのような専門サイトになるようにも思われる。


僕が小さい時に読んだ未来の生活では、新聞がファックスで届いていたが、それは間違いで、そもそも新聞というジャンルそのものが崩壊していくかもしれない。