kurakenyaのつれづれ日記

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新聞発行部数は減っているが、

大学に勤めていると、18歳人口というのは常に話題になる。それこそが潜在顧客の総数だからだ。だいたい今は120万人だから、若い日本人は120万人が1学年にいることになる。

で、新聞業界はこのところ、年間100万部づつ発行数が減っているという。

http://www.garbagenews.net/archives/1698040.html

なるほど、死んでいく人たちは新聞をとっていただろうが、新しく社会人になる人達は新聞を取らないということなのだろう。

とはいっても、日経も朝日もWSJ や NYT と同じように有料版をだしてきたから、長期的には最小限のジャーナリストは残りそうだ。

それはどれだけなのか?? おそらく今の10分の1だろう。どんなに考えても、首相のまわりにつきまとっている記者たち、記者クラブでのショボイ質問から同じ記事を書いている人たちがこれまでと同じような報酬を得るとは考えられない。

共同通信なんかを含めて、ほとんどの記者はジャーナリストではなくて、単なるサラリーマンなので、それで構わないのだろう。もちろん、大学の教員がサラリーマンであることは、今さらいうまでもない、、、

それでジャーナリストになっていた優秀な人材は、これからの世界で何をするのか?

知的な分析をする人は物書きになり、取材をする人はジャーナリストして残るのだろう。ちょうど、研究をする大学教員は研究者として残り、教育をする大学教員は教育者として残る。

ではさて、僕のようにどっちもできないような人はどうなるのか??


なにもしない新聞社員、テレビ局員と同じように、組織が残れば報酬を年功序列で得て、組織がなくなれば、何の能力もない失業者になるだけということなのだろう 苦


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