kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

LJP:賭博はdecriminalizeせよ

なんでも野球でトバクをしていた相撲取りや親方がいるそうで、マスコミは大騒ぎだ。泣いてまで謝っている親方の映像も流れて
http://www.youtube.com/watch?v=iR0QzwdHBdU
いかにも悪いことをしたといった雰囲気が、梅雨の湿度のように充満している。


だが、いったい賭博の何が悪いのか?? トバク自体は「等価交換」を大々的に宣伝しているパチンコとまったく同じだ。なんでささやかな楽しみのために賭けごとをするくらいが悪いことだというのか?? 悪いとかいっている人たちは、おそらく単なる国家主義者で、「法が禁じていることだから悪い」というオキラクな論理に訴えかけている。


イギリスではどんなことでも賭けの対象になっているが、胴元であるブックメーカーは単なる民間企業なので納税する。たいして、日本の胴元は暴力団なので納税しなくて、組織は肥え太る。それをつぶすためにさらに大きな警察機構が要請される。


自由の概念を重視すれば、どう考えても賭けごとが悪いという考えは出てこない。それは、善良の風俗や、公の秩序などを極端に重視する国家主義社会主義そのものだ。ここには(少なくとも見かけ上)トレードオフの関係がある。


だがしかし、イギリスの風紀がそんなに乱れているのか? ラスベガスやマカオの労働者たちと、日本の暴力団員を比べてから結論を出してもらいたい。