kurakenyaのつれづれ日記

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マジンガーZに夢中だった

こんにちは。

 

書店を歩いていると、『昭和40年男』という雑誌があって、表紙にマジンガーZが載っていた事があったと思う。幼かった僕がドハマリのアニメ。

 


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たしか夏のことだったと思う。週末に福井だったかまで家族旅行に行っのだが、どうしても日曜の夕方7時までに帰りたかった。7時に帰ってマジンガーZを見たかったから。ジリジリしながら帰って、死ぬほど急いでテレビのスイッチをつけた。しかし、ちょうど話が終わっていて、マジンガーZがヴィーナスAと一緒に戦いを振り返っているところという場面だった。クゥッッソォォォォ――――!!!

 

僕は大泣きして、激怒して何度も父親をなじった(と思う)。最後に父は逆切れて、僕を頬に平手打ちしたので、さらにしばらく泣いていた記憶がある。今、考えてみると7歳の時、1973年の夏だったんだろう。

 

さて、時は流れて2010年にアメリカにいたとき、若いアメリカ人男性から「おまえは何を見て育ったんだ?」とアニメに話題を振られた。ガンダムの話もしたが、本当は違うんだよ。と言ったら、「マジンカイザーか?」と聞かれてマジで驚いた。昔の作品まで知ってるなんて、信じられないアニメオタクだった。(とはいえ、マジンカイザーはずっと後の続編アニメだけどね。)

 

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という程度のエピソードなんだが、まさに僕と同じ世代の大人向けの「超合金Z」という金属製のロボット・フィギュアが売っていることを発見した。それが7万円とやたらと高いのを見て、当然に自分の世代のアラカンというところを狙っていることが良くわかった。

 

 

こういうのを買う人がいるから、商品が企画・製造・宣伝されているのだ。マジンガーZ超合金フィギュアを買おうと思う人が心からうらやましい。自分はそういう「少年の心」のような部分がものすごく弱く、小さくなってしまった。。。

 

さて誰にでもあるはずの「あの時代、あの感動をもう一度」というのは、ノスタルジックで実に結構なことだ。しかし、それは自分の金でやらなければならない。鉄道マニアは金を儲けて自分の庭で走らせるか、それが無理ならジオラマやるか、あるいはディズニーランドに行ってノスタルジーを楽しんでくください。現在の若者から奪った税金でやろうとしてはいけない。

 

いくぞ、マジンガーZ、パイルダーオン!

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