kurakenyaのつれづれ日記

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新幹線はもうやめよう

こんにちは。

 

 

さて能登半島地震から7週間。今日は久しぶりに能登の付け根にある実家に戻って、散らかっているに違いない実家の蔵書を整理する予定だ。ということで今、バスに乗っている。ちなみに実家近くのいちばん有名な景色は、富山県を代表する風景写真としてよく使われている。

 

 

名古屋から僕の故郷である氷見という場所に、公共交通で行くのはとても面倒なところだ。北陸新幹線ができる前は、特急が直接に名古屋・高岡間を走っていたので、高岡駅氷見線に乗り換えるだけだった。それが新幹線ができると、直通はなくなり金沢からは三セクに乗り換える必要ができて、結局高い上に面倒になったので、バスで移動することにしている。もちろん、クルマがあればそれに越したことはない。

 

新幹線っていうやつは、それができるとそれまでの本線が三セクになって、ある程度の人にとってはむしろ不便になる。もちろん、東京に行くのは便利になったが、僕は東京から実家に戻ることはほとんどないので、こういう具合に不便になったというわけだ。

 

もうすぐ東京から福井・敦賀まで新幹線が伸びるが、関西の人たちが金沢に行くのに、必ず敦賀で乗り換えなければならないというのは、むしろ不便になっている。しかたがないことだが、、、

 

というか、そもそもこれ以上新幹線を延ばすのは、金の無駄。確かに北陸の人にとっては悲願ではあるが、人口がこれだけ減っているのに、表日本の人々から徴税してまで作る意味がないだろう。

 

これだけ人口が急減しつつある日本で、「儲からない事業をやる」という「善意」は、つまりは若者と、さらに次世代へ負担を押し付けること。もっと、人への本当の善意に目覚めないと、この国の衰亡はとまらないのに。。。

 

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