幸せの行動習慣8:
チクセントミハイのいうところの「フロー」の状態を維持する.このフローというのは,つまるところ,時間を忘れて集中する,ということ.そうした活動は,自分の能力を最大限に活用していると考えられる.それが,おそらく生きがいなどにつながるということ.
行動習慣9:
現在を楽しむ.何気なく通り過ぎる花の美しさや香りなど愛でたり,子供のとの時間を楽しんだりすること.これは人生の普通の時間の価値を,主観的に高めるのに役立つのだろう.
これはしかし,後に説明する行動習慣10の,「未来の明示的な計画を目指す」というものとは,若干 相容れないと思います.リュボミルスキが言っているように,結局は,相対的な時間配分が重要なのであり,こうした行動習慣は,どれだけかアートの要素を含むのでしょう.あるいは,自分に合うものだけをやればいいというのも納得ですね.すべてをうまくバランスさせるのは,極端に難しそうですから.
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