たまたまニュースを聞いていたら、日本の円安が他国に競争優位を驚かすという脅威をもたらしているという。もちろん、国家管理の通貨制度では、こうした競争が起こりえることは仕方がない。
テクノロジーは進歩しているのだから、最近バブルがはじけたというビットコインのような電子マネーがひろく使われるようになっても、フシギじゃないだろう。ビットコインは発行枚数に上限があるようだが、考えてみると、取り引きにはサーバー負荷がかかるので、それに応じて無限に増やしていくのが自然だろう。
異なった通貨が併存するのは混乱するというのは、愚かな保守主義で、僕は毎日スタバで、コンビニでSuica、Edy Quikpayなどを選んでいるのだから、それが全部バックグラウンドで処理されている以上、仮想通貨であったって構わないはず。
ということで、今後の通貨は、もっと競争が怒るべきだと思う。VISA MASTERはなんと3%ものサーチャージを要求している。おまけに国家通貨は両替手数料なんてものも、だいぶとられてしまう。
それだったら PtoPなんかの新しい技術を使って、はるかに安いトランザクションコストの通貨が広く普及するのは、理にかなっているし、全体として効率的だろう。
というわけで、通貨がもっと自由になれば、国家による属民の搾取可能性は減るわけで、ぜひとも、そうした通貨の普及を願いたい。
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