kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

ロボットの隆盛

グーグルがこの数年取り組んできた自動運転。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/26/news064.html


これは革命的なことで、ボクが死ぬ頃には、


「昔の人って、自分でクルマを運転してたんだって! すごい時間の無駄だよねー」


というような会話が為されるんじゃないかと思う。だって、ボクなんか、1日3時間もクルマの運転をしてるんだもの。その時間に書類を書いたり、本を読んだり出来れば、どんなに生活に余裕ができるか?? そうした世界では、ちょうど今の学生に携帯電話のない生活が考えられないように、自分で運転するなんて、今のマニュアル・ミッションのように、単なる好きものの活動になるのだろう。


日本のように、なんでも規制するようでは、こうした流れには乗れない。いい加減に単なるWarning systemを越えた 自動運転を日本でも考えるべきだろうが、、、、 まあ、やっぱり役人の発想ではムリか、、、、


もう一つ可能性を感じたのが、rethink robitics 社の汎用作業用のロボット。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/kobayashiakihito/20120926-00021845/


単純作業が先進国でも自動化されれば、あるいは製造業の世界地図は、相当に変化することになるかもしれない。特に、アプリのSDKの公開といったエコシステムの構築は、アメリカ企業が得意としているから、単純労働も大きく変化することになるのか???


こうした単純作業を置きかえるロボットが本格的に普及すると、ますます所得格差は開くことになるように思われる。単純作業自体が必要なくなってしまうのだから、、、


とすると、スキルの必要ない作業はすべてロボットがして、人間は芸術や科学などのクリエイティブな作業や、あるいはエンタメしかする必要がなくなる。かつてチャップリンが風刺したような、機械的な単純作業や大規模な工業労働はすべて死滅ということか。


結局、未来の社会では、所得がますます不平等になるのは、不可避なように思われるが、、、