肉を食べると直腸癌になるという話は、前にもしたかもしれないですが、
というわけで、日本でも確かめられたというわけです。
こうした疫学的な調査では、どうして肉を食べると発がんするのか?という作用機序の問題がわからないため、必ずしも説得的ではない、という意見があります。
確かに、肉を食べるようなタイプの人がとりがちな活動があって、それが実は発ガンと関係しているのだ、という第三因子説というのは、あながち間違いではないかもしれません。
ところで、生命科学を専門ともしない僕が、そういった理由について語るのもおかしいのですが、実はウイルスが関係しているのではないかとか、テキトーに考えています。何かヒトタンパクに近い細胞で活動するウイルスがあって、それがヒト細胞にも侵入するのではないのかなーー、とか。
あるいはプリオンのように、タンパクの構造が近い時に、より発現しやすい異常がある場合でも、同じような、多軸硬化症のような免疫異常などが起きるのかもしれません。
こういった機序を一応の仮説として考えると、人が人を食えば、BSEと同じように、発がん性も高まるということになるのでしょうか? あるいはサル類を食べれば、ウシよりも発ガン性が高まるということはあるかもしれません。
まあ、何にしても、家計のためにも肉食をやめようと思います。