kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

上杉隆さんのほうが正論だろう

先日の件の旧友が「知ってたか?アサンジの逮捕の理由は、コンドームが破れていたことだぜ」と聞いてきた。小生は知らなかったことだが、そこまで露骨な別件逮捕だとは、正直に言ってたいへんに驚いた。それも、スウェーデン政府が!!

今日はダイヤモンド・オンラインを読んでみた。するとジャーナリストの上杉隆さんが、すでに多くの欧米メディアから肯定されつつあるアサンジ氏を、否定しようとする日本のメディアにあきれ果てていた。


http://diamond.jp/articles/-/10485


ついでにオンラインでの是非投票をして、結果を見てみると、45%が全面肯定、45%がどちらかと言えば肯定、となっていた。ダイヤモンドを読むような人は、現実には知的なサラリーマンがほとんどだろうから、あまり意味はないのかもしれないが、それでも日本人でもマトモに考える人は相当数いるということに安心させられる。


昔から大新聞がラジオ局、テレビ局をつくってきたため、日本のメディアは独立性もないし、もはやほとんどの社員は単なる政府の広報部隊になって、その権益を死守するということなのだろう。僕のような天下泰平の時代に生まれ育った世代が編集の中心になるに連れて、政府に反対する気概もなくなってしまったようだ。


こういった理由もあってか、取材も分析も多くの深刻な事件については、文春や新潮のほうが読む価値があるようになっているのも、まったく残念なことだ。


ついでに旧友は、「wikileaksには日本の公安警察イスラム教徒、アラブ人取り締まりの仔細についてが載っていて、興味深いので読んでおけ」とも言ってくれた。昔、僕の父が共産党員だったときにも公安の活動があったが、あまりにも無意味だ。無意味でも、自分の役割があって、給料が出るなら、活動を維持する組織的な必要性が生じるのだろう。無意味なことは、個人の趣味でやってもらいたいもので、税金でやるのはやめてもらいたい。