モン・ペルラン・ソサイエティでのランチ・トークに
ベッカーが、フリードマンが指摘したように、
資本主義の発達は、必然的に階級差別を否定してゆくというものがあった。
ベッカーはフリードマンの指摘の通り、
インドの経済発展に伴う差別の減少を指摘したのだ。
経済活動が少なければ、自分以外の階層との交わりは限定される。
しかし、資本主義は能力のある個人を、階層にかかわらず評価する。
これこそが、すべての不合理な差別を市場が減じる理由なのだ。
フリードマンはもういないが、彼の洞察は今も生きている!!