kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

雑感8月2日

10年ぐらい前ほどからか、
週刊アスキーに「物欲番長」という連載をやっている
スタパ斎藤という人がいる。
この人は(基本的に)自腹で各種のハードを試して、
そのレポートを書くのを仕事にしているライターである。


ひじょうに参考になるし、楽しい記述なんかも多いが、
むしろ感動するのは、彼が僕よりもいくつか年上なのにもかかわらず、
ずっとハードを愛好して、自分自身で試し続けていることである。


僕は最近さすがに年なのだろう、
昔は僕もすべての携帯キャリアを使って、
比較してみたりして楽しんでいたのが、
最近は、あまり新しいものを試す気がなくなってきた。
これに追い打ちをかけるのが、社会的なエコ洗脳であり、
個人的な金のなさだ(トホホ)。
あまり無駄に新しいものを使うな!というわけだ。


おそらく今使っているLet's noteを買い替えても、
生産性は0.1%も上がらないように思う。
あるいは設定をやり直して、不慣れな環境が生じる結果として
最悪の場合、下がるかもしれない。


しかし、青春とはそういう合理主義ではなくて、
試してみたいという純粋な欲望である。
小生も若い日は数限りない日をPCと一日中過ごした。
数学、統計、ワープロブラウザーソフトもOSもいろいろとと試してみた。


今でも、あれもほしいし、あれもあったらいいな、とかは思うが、
それを比較しきれないうちに、墓場に行くにちがいない。
そうだとしても、良くも悪くも、QOLは別段には変らなさそうだ。


さて、予断なのだが、東京にいたときも、カリフォルニアにいたときも、
就職後の居間でさえも僕の人生は多くの人に比べて、
圧倒的に一人で字を読んでいる時間が長く、知人と接している時間が短い。
それは吉とでるか凶と出るか?I'm afraid that 後者となるようにだ。