kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

多民族国家

こんにちは。

 

その昔、マレーシア社会というか、経済行動については、大学院の時代に研究したことがある。当時、家族間の経済的な助け合いについての、政府の調べた詳細な統計調査があって、それが珍しいデータとして利用できたからだ。

 

マレーシアという国はざっくり言って、マレー人が6割、中国人が3割、インド人が1割弱という国で、多民族国家だ。ということで、レストランはマレー料理、中国料理、インド料理は当然として、モールの中にも、タイ、ベトナム、日本、韓国、台湾、もちろんスタバやコスタコーヒー、その他の普通の西洋料理なども日本と同じように普及しているので、実に多様な料理がある。この短いステイでは食べ切れない。せっかくのマレーシア滞在なのでマレー、中国、インドという感じで食べている。

 

あと、今ボクがいるのがクアラルンプールの中心街なので、やはりインド系がかなり多い。もともとの現地人であるマレー人は地方ではほとんどすべてらしいが、15世紀からの移民である中国系、さらに19世紀からの新しい移民であるインド系などが都市に集中するのは当然だから、都市ではインド系や中国系がかなり多いという人口割合になる。

 

それにしても、ちょっと観察していても、日本車が圧倒的に多い。東南アジア諸国は、日本の自動車メーカーにとっての「金城湯池」だと言われているが、なるほどその通りだ。とはいえ、今年の状況を調べてみると、タイでさえ、8%がEVになってきている。中国のEVは価格競争力がある。世界中で内燃機関が規制されつつある今、東南アジアでもEVは急速に普及するだろう。果たして30年まで今の日本車全盛期が続くのかと不安になる。

 

という程度で、とりたてて新しいオドロキはないのだが、引き続き報告していきたい。

 

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