同僚にカバン好きがいて、この人はすでに３００以上のバッグを持っているという。
恐る恐る使った総額を聞いたら、２０００万円以上ぐらいだとかいっていた。
小生のようにコレクション趣味のない貧乏人には理解できないことだ。
さて、おもしろいのが、彼が中国文学の研究者であることで、
春にちょっとした用事であったときに、
「中国には西洋のような鞄はないのですか？」と聞いたら、
「ないですね、まだそういったレベルのカバンを作る伝統も、
技能も、それを評価できる消費者もいない」とあっさりと断言していたのは興味深かった。
ということで、エルメスのバッグと同じものは中国にはまだないらしい。
考えてみると、プリウスもポルシェも中国にはまだないわけだから、
一朝一夕には追い付けないプロダクトも多いということなのだろう。
