kurakenyaのつれづれ日記

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幸せになる行動

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸せがずっと続く12の行動習慣


この本はいわゆるポジティブ心理学の隆盛に大きな貢献してきた,リュボミルスキーによる代表作だ.こうした「幸福の科学」について,あまりこれまで深く考えて来なかったのは,ボクが過剰に懐疑的なタイプだからだったのだろう.


さて著者によれば,幸せな人には,以下の様な特徴があるという.


1. 家族や友人と長く過ごし,それらの関係性を慈しみ,楽しむ.
2. 与えられたものへの感謝をためらわない
3. 同僚や行きずりの人にも最初に助けようとする
4. 未来に楽観的な見通しを持つ
5. 人生と今を楽しむ
6. 週1から毎日,運動をする
7. 人生の目的をもっている(詐欺と戦う,家具を作る,自分の信じる価値を子供に教える,など)
8. ストレスや危機,悲劇はあれば 幸せな人も悲しむが,そうしたチャレンジへの対処が着実で,強いことが幸せさを生む


なるほど,幸福とは,主観的な心理の状態であるから,こうしたことが重要なのはよく理解できる.例えば「人生の意義」を持っているというのは重要なことで,これを何ら持っていないことが ツ,ツライッ(苦).


でも,運動をしたりすると,高揚感があって幸せに近づくということは,ボクもそういう感じがあるので,これから定期的にまたジムに通おうと思っている.そうした「主体的・自発的な活動」によって,心理も明るくなるということなのだ.


ということで,皆さん この本は学者の書いた最もマトモなライフハックであり,とても有用性が高いと思うので,ぜひとも一読をオススメします.


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