僕は7月に岐阜市内でヴェジタリアニズムのトークをすることになっている。で、今日はちょっと資料をまとめていた。それで、一昨年読んだ、ピーター・シンガーの「The Ethics of What We Eat: Why Our Food Choice Matter」「The Life You Can Save」の内容を思い出した。
内容は実にegalitarianなもので、考えさせられることが多い。
さて、大震災の後は、どこの店にいっても募金箱がおいてあるようになった。
例えば、千円札を出してお釣りを募金するとすると、一回平均500円になる。1日、2回クレジット以外での買い物をするとすると、1000円。これだと頻度からして募金し過ぎだと感じることは間違いないが、このペースで募金を続けたとしてさえも、月に3万、年間だと36万でしかない。
小銭を積み上げてもなかなか大きな額にはならないものだ。孫正義さんはエライもんだと見直しされる。
さてさて、根がケチで、子供の頃から友達からいろいろともらうばかりで出し惜しみをしていた自分が恥ずかしいが、今でもどれだけの募金をしているだろうか?
意を決した場合は別にして、日頃の小さな募金としては、おそらくは年間数万円というところか。せいぜいが小銭の寄付でしかないというのに、言うは安いが、行うは難し。少年老いやすく、学成り難しと同じだ。