kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

amazon kindle 使ってみた

皆さま


もしも僕の「デアルとベキダ」をお楽しみの方がいたら
こういったblog interruptionすいません m(__)m


さてgadget maniacな僕は今年2009年に入って
amazon.comのkindle2という電子ブックリーダーにすごく興味があったのですが、
ついに渡米するということになり、入手することができました
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/10/news013.html


これは表示部にE-ink という会社のテクノロジーを使っているのですが、
バックライトはないものの、光さえあればすごく読みやすい。
ちょうど、紙のような感じですね。
(しかし画面全体がrefreshするのがすごく遅いので、動画はまったく見ることが不可能)
しかし、読書については、老化してきた眼には、パソの液晶よりやさしいです。


余談:これはアメリカでしか買うことができないのは、
3G通信サービスを使っているからですが、
技術的には日本通信などのキャリアと提携すれば日本でもできるはず。
さらにクレジットカードの請求先もアメリカにないとコンテンツを買えないというので、
またしても僕は2日間以上にわたって、たいへんな悪戦苦闘をしてしまいました
(各国ばらばらの国家主義的電波通信政策のため:クソー
つーか なんでも国家のせいにすんなよ>俺)。


ちなみにE-inkの製品は文書リーダーとして富士通などからも出ているのですが、
amazonのようにコンテンツと一緒に販売するのが自然な気がします。
つまり、考え方としては、通信会社は土管をつくっているだけなので、
その上のlayerのサービス・プロバイダーがもうけるのが自然だろうという意味。



この代金の4万円を回収するには、コンテンツが一冊当たり10ドル程度安いとしても、
少なくとも40冊は買う必要があります。
僕は1年しかアメリカにいる時間がないので、
おそらくどんなに頑張っても、英語の書籍の場合20冊程度の読書が限界でしょう。
おまけに残念なことに、Bestsellerの小説は別にして、
僕の読むような専門書のほとんどはkindleでは読めない!!


つまり、このkindle2は僕にとってはまったくpayしない商品なのですが、
まあ、そう遠くないうちに日本(や世界)でも売られると思うし、
gadget自体への興味が強くあったので、損を覚悟で買ってみたというわけです。


とはいえ、このデバイスは未来の読書というものを感じさせてくれて非常に満足です。
早く日本でも利用できるようにしてもらいたい!!


次回は今読んでいる本のreviewをレポートします。