kurakenyaのつれづれ日記

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コロナの雑感

こんにちは。

 

今日も高岡市をドライブしていたら、途中にある何件ものラーメン屋、飲み屋が完全に廃業しているのが目についた。今回のコロナほどの大きなライフスタイルの変化があれば、こうした店が廃業するのは仕方がないのだろう。

 

東京のような場所なら、廃業した店のあとにも、必ず何か別の店が入って、街の様子が次第に変化していく。

 

しかし人口減少も本格化している田舎では、店舗の建物は、そのまま廃屋になっていってしまう。実際、大きな建物は撤去すること自体にカネがかかる。それを撤去してから得られる賃料で、撤去費用が回収できないとすれば、放置するのが関係者全員にとって合理的という結論になる。

 

ウーン、政治家ならなんとかしなければ、とか言うんだろうが、、、、

 

コロナ以前のスタイルと、ポストコロナのスタイルでは、生活から産業まで大きな違いが出るので、大きな段差が生まれてしまう。ちょうど、チクシュルーブ・クレーターができた時に恐竜が滅んだように、デパートとか、レナウン三陽商会、青山のようなスーツストアなんかがなくなっていくのは、文化的な大きな分水嶺になるのに違いない。

 

そう言えば、アメリカで三つ揃えのスーツを着るのは弁護士だけと決まっているが、日本でも段々とそうなりそうだ。スーツというものが、着物や礼服と同じように稀にしか着ないハレ着になるということか、、、

 

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New York in 1900

1900年にニューヨークを歩く男たちはスーツを着て、女性は長スカート、全員が帽子をかぶっていた。それと同じように、急速な変化が世界的に訪れて、ベゾスの財産が2倍、3倍へと変化していくということなのだろう。。。

 

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